第3学期がスタートしました

2020年1月8日 08時24分

〔1月8日(水)〕

 新年、おめでとうございます。

 1月8日、今日から第3学期のスタートです。

 まず、冬休みの間にワックスがけをおこなった教室やろうかをみんなで掃除した後、始業式を行いました。

 始業式では校長から次のような話をしました。

 「明けましておめでとうございます。今年のお正月は天候に恵まれ、みなさんのお家も1年間の疲れを癒すよいお正月を迎えられたことと思います。親戚が帰省され、賑やかな正月となった御家庭もあったのではないでしょうか。また、お父さんやお母さんのご実家に行かれた人もいるでしょう。
 先ほどは、4年生の〇〇〇〇〇くん、立派な発表をありがとう。マラソン、縄跳び、学習と、3つの目標を立てていましたね。その中でも縄跳びは集団での活動です。〇〇くんも「はげましあいながら」と話してくれました。ぜひ「ワンチーム」の気持ちで頑張って下さい。
 さて、真穴小学校も13日間の冬休みを終え、いよいよ令和元年度の締めくくりである第3学期がスタートしました。新しい年、そして、3学期を迎えるにあたって、気持ちを新たに目標を立てることは、とても大切なことです。ぜひ、今の自分をしっかりと見つめ直し、「こんな3学期にしたい。」「こんな1年間にしたい。」「そのために、自分はこんな努力をしていくぞ。」などと、目標を決め、そのためにどうしていくべきかを考えてみてください。 
 校長先生は、「もっともっと社会の役に立つ人になる」と目標を立てました。どうしてかというと、冬休みの間に、すばらしい生き方をしている人の話を聞いて、ぜひ見習いたいと思ったからです。
その尊敬する方の名前は、「浅川智恵子さん」です。彼女は、IBM研究所という世界でも有名なコンピューター関連の会社の開発チームリーダーです。実は、彼女は、中学生の時不慮の事故で目が見えなくなりました。一時は絶望しましたが、不屈の精神で、意欲的に学び、自分の能力を高める努力をしました。そして、大人になった後、インターネットが目の不自由な人にも音で「聞く」ことができるようなソフトを開発し、実用化にこぎつけました。彼女の開発は、目の不自由な人たちの世界を大きく広げたのです。くじけそうになったときもありましたが、彼女は「あきらめなければ、必ず道は開ける」という気持ちを持ち続けたそうです。「あきらめなければ、必ず道は開ける」校長先生も、強い意志を持って毎日を有意義に送っていきます。

 最後になりましたが、3学期は、早速、マラソン大会、学習発表会と行事が目白押しです。6年生、そして5年生のリーダーシップのもと、52人が心を一つにして実りの多い3学期にしてくれることを期待しています。3学期も、様々な学習や経験を積み重ね、「ただしく、やさしく、たくましく」成長していきましょう。」

 

 また、昨日は、1月18日(土)に開催予定の地域行事「真穴ふれあい祭り」の実行委員会がありました。子どもたちの作品や元気な歌声などで、子どもたちが地域活性化の役に立てることを楽しみにしています。